ここでは、このウェブサイトを作るまでにはまったところを解説しています。何かのお役に立てば幸いです。この記事を書いている時点で、私はWPを使い始めて一週間の素人です。その前提でご覧ください(万一何らかの損害が出ても責任は負いかねます)。

WordPressが全く初めての場合

北大のサイト上でWPの構築を始める前に、別のサイトでWPの操作を練習することをお勧めします。WPは構築時に復元が困難な状態に陥ってしまうことがあるためです。普通であれば、リセットしてくれるプラグインを入れて回復可能なのですが、北大サイトはプラグインが使えないので、戻すのが大変になってしまう可能性があります。

とはいっても、WPはサーバー上で動くものなので、普通のプログラムのようにローカルのPCで実行することはできません。これを可能にする 「local by flywheel」 というフリーソフトがあります。これをインストールすると、ローカル環境でウェブサイトを作ることができるようになります。自分のPC内に仮想サイトを作ってみてWPの操作に慣れることをお勧めします。

北大のWEBホスティングサービスではプラグインが使えない

WPはデフォルトの状態では非常に機能が貧弱なのですが、それを補うプラグイン(多くは無料)が公開されており、自由度高くウェブページが作成できるようになっています。ところが、北大のウェブホスティングサービスでは、セキュリティを高めるために、プラグインの使用を認めていません。そこで、ウェブページを作成する際は、プラグインを使わずに何とかそれっぽく見えるようにする、ことが目標となります。HTMLの知識を学べばいろいろできると思いますが、そんなことを勉強している時間はないという先生も多いと思います。たとえばこのように字を赤くするためには、テキスト編集画面でHTMLタグをいちいち入れなくてはなりません。他に楽な方法があれば知りたいです。

テーマを選ぶ

我々のウェブページはOnePressというテーマを使っています。デフォルトで設定されているEducation Zoneというテーマでは、固定ページへのリンクが全てメインメニューに並んでしまい、消すことが(私には)できませんでした。OnePressでは問題なくできます。メインメニューに載せない固定ページとは、まさに今ご覧のこのページのようなものです。もしこのページをEducation Zoneに切り替えると(テーマの切り替えはいつでも可能です)、「ウェブページの作成方法」という項目がメインメニューに載ってしまいます。これを修正する方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

複数の階層データは、カテゴリで作る

我々のウェブページの場合、研究内容の項目にテーマ1、テーマ2、テーマ3というように、複数のデータがあり、研究室アルバムの中に、2019年アルバム、2020年アルバムがあります。このように、階層性を持つデータを掲載したいことがあります。一見すると、ページ右側にあるサイドバーと呼ばれるリストで実現できそうな気がするのですが、この機能はページごとに異なる項目を表示することができません(本来のWPではできるのですが、北大サイトではプラグインが使えないので簡単には実装できません)。これもご存知の方がいれば、解決法を教えてください。

階層性のあるデータを複数作ることはカテゴリを使えばできます。カテゴリには複数のページを足すことができ、カテゴリ自体をメニュー項目に加えると、その各ページのリストが表示されるので、メニューの代わりになります。ただし、ここで注意点があります。カテゴリでは、最後に投稿したものが一番上に表示される仕組みになっています。新しい記事を下に表示したい場合は、投稿ページのstatusの日付を昔の日付に変更すると、表示順を制御できます。

各ページのURLは半角英数字にする

WPでページを作ると、そのページのURLが自動で作成されます。このURLは、編集(旧エディター)を使うと、ページの一番上に表示されます。このページごとのURLは、デフォルトではページのタイトルがそのまま入ります。なので日本語サイトの場合、URLに日本語が含まれます。しかし、URLに日本語が含まれていると、静的HTMLを作るときにエラーが出ることがあります。少々面倒ですが、新しいページを作成したら、URLを英語に変更します。

サイト内の参照は静的HTML作成時に自動で変換される

ウェブサイトを作っていると、自分のサイト内の別のページへのリンクを貼りたくなります。この際、テキストにURLを貼り付けることになります。 https://www.hokudai.ac.jp/ など外部サイトのURLを貼り付けるのであれば、URLが固定なので問題ありませんが、編集中の自分のサイト内のページでは、URLがc-mng.—–などとなっていて本番サイトのURLと違っているはずです。これを貼り付けてもいいものだろうかと不安になるかもしれません。この点は大丈夫でした。静的HTMLを作成する際に、サイト内を参照しているURLは本番サイトのURLに自動で変換されるようです。
しかし、サイト内のリンクを作った後で、リンクされている方のページのURLを変更した場合(例えば、URLに漢字が含まれていることに気づいて修正した場合など)、参照元のURLは自動では更新されません。複雑なリンク関係を作るときは注意が必要です。

サブページの作成(英語版サイト等)が可能

当研究室ではまだできていませんが、英語版のサイトを作りたい研究室もあると思います。WEBサーバー集約管理システムから「サイトの追加申請」を行うと、メインページのサブディレクトリとして、別のサイトのWPを作成できるようになります。ここに英語版のサイトを作成し、メインのページからリンクを貼れば、英語版ページに誘導することができます。
WEBサーバー集約管理システム で、パスワードを入れないとサイトへアクセスできないように設定できますが、サブサイトだけをパスワードで保護することもできます。この機能を使うと、メンバー専用ページを作ることができます。